溶射材料で選ぶ

炭化物系溶射材料

炭化物系セラミックスは、付着力が高く溶射表面がなめらかなことが大きな特長です。溶射時の安定性を確保するために、金属と化合させた”サーメット”の状態でコーティングします。

炭化タングステン-コバルト、炭化クロム-ニッケル・クロムなどのサーメットがあります。なお、シリコンなど非酸化物系セラミックスも溶射できます。

材料名 主成分 皮膜特性
Cr3C2 Cr3C2
Ni-Cr
極めて高い付着力があり、溶射のままでなめらかな表面が得られる。
WC系 WC-Co
WC-Ni-Cr
溶射のままでなめらかな表面が得られる。
WC系 + 自溶成分 WC-Co-SFA 自己結合性により高い付着力が得られる。
耐摩耗性に優れ仕上げ肌がきれいである。

CONTACT

お電話でのお問い合わせ

  • 東京03-3270-2185

  • 大阪06-4961-6021

受付時間:平日 9:00~18:00

メールでのお問い合わせ

CONTACT
CONTACT